アパレルよ!キミは動画と相性が悪いのか!?

アパレルの紹介動画は難しい

写真よりも動画の方がわかりやすい」と騒がれている昨今(まぁ映像会社だけが騒いでいるという噂も笑)、なんでも動画にすれば良いのかというとそうでもないですね。

その代表が私にとっては「アパレル」でした。

少ない予算で成果を出すことが求められているとしたら、わざわざ動画の苦手とする領域でアパレルは仕掛けない方が良いなと最近思います。

マフラーの商品動画を制作したところ…

2年前くらいに「ショピングサイトに商品の紹介動画を載せたい」というご依頼の元、まずはテストで制作したところ…これがイマイチでした。

映像の内容は「モデルがテーブルの上に置いてるマフラーを手に取り、巻いて外出する」という感じのもの。

出来上がった映像を見て担当の方も私も「うーん、どうなんだ」と笑

そもそも動画で紹介したい理由の一つに「素材の質感」を伝えたいというご要望がありました。写真では「マフラーがどれくらいフカフカなのか」という柔らかさまで伝えきることができないとのお悩みがあったそうです。その点ではマフラーを巻くシーンを利用して、質感を表現することができたのですが。。

広告的な役割も果たさなければならないので「ユーザーの購買欲をそそる動画だったか」という点については程遠い出来栄えでした。

問題はユーザーからイメージを奪ったこと

「質感は伝えられたけれども、なんか欲しいって感じになれないよね」とその原因追求が始まりました。

結論から言うと、

モデルがつけているマフラーの動画は「身に付けた自分を想像できない」という根本的なものがありました。ショーウィンドウにあるマネキンと同じ理由です。「マネキンの方が服を着ている自分を投影しやすい」ということにあります。

写真よりも動画の方がわかりやすい」という発想の元、モデルがマフラーを身につけ動き回っている映像にしたのですが、これでは視聴するユーザーにとって「このマフラーを身につけたらどんな自分になれるんだろう」とイメージする時間が持てないのです。

その点アイテムに注視することができる写真は自分のイメージが投影しやすいので良いですね。なので商品掲載のショッピンページでは「動画よりもやっぱり写真がベスト!」ということになりました。

アパレルはブランディングムービーが効果的

一点一点アイテムを紹介する動画よりも「私たちのブランドはこうである」的なブランディングムービーの方にリソースをかけた方が良いと判断しました。先のマフラー動画の制作は中止となり、ブランドイメージの向上に予算を裁こうという動きになりました。

私は「エクストララージ」というブランドの服を着ているのですが、このブランドの世界観が好きでいつも買っているなぁと考えさせられました。

でもスポーツ系アパレルなら動画はあり!

スポーツブランドはむしろ身につけてそのスポーツをしている映像の方が良い印象がありますね。制作したことがないのでなんとも言えませんが、スポーツ系のアパレルに関しては「動いてなんぼ」「機能あってなんぼ」なので、そう言った部分を押し出したアイテム紹介ムービがあって良いと思います。

うーん、アパレルって難しい。。

 

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