日大問題について「そもそも論」がかけているような

さて報道を増す日大フェニックスによるタックル問題

色々な意見が飛び交っていますが、それらを見ていて疑問に感じたことがあります。

あ。その前に私はアメフトとの関わりはそこそこありまして、高校2年間と大学で1年だけ(退学してしまったのでw)アメフトをプレーしておりました。社会人になってからもクラブチームに所属し、がっつり脳震盪まで経験している生粋のニワカフットボーラーです。

現在に至ってもXリーグ・オービックシーガルズのプロモーション映像などを手がけ、なんやかんやアメフトに関わっています。

そんな私が感じたこの日大問題。。

それは、

反則タックルをした選手はあの試合の時、「そもそも精神状態は正常だったのか?」という点です。

見た目は普通でも、誰もが正常な状態とは限らない

問題になってから初めての日大広報の回答に「精神的に追い込まれていた」とありました。でも「追い込まれていた」と完結してしまっていますが、もっと深く掘り下げるべきではないでしょうか。あの日大選手は鬱状態で試合に出ていた気がしてならないのです。世界大会の日本代表にも選ばれる実力者だったのに、最近は日大のスタメンから外れ精神的な不安と戦っていたのではないかと推測します。

「それであんなプレーになるか?」と感じる方もいるかもしれませんが、日大フェニックスはご存知の通り学生アスリートの中でもエリート集団です。社会人以上に厳しいスタメン争いという競争社会で生きています。スポーツで生きてきた彼にとって「スタメンから外れている…家族の期待もある…結果が思うように出せない…どうしよう」というような負のスパイラルが起きてしまったのではないでしょうか?スポーツで生きてきた学生は、スポーツでつまずくと精神的にやられます。

『QBをサックすれば試合に出してもらえる…QBをサックすれば試合に出してもらえる…』

あのプレーの映像を見ると暗示がかかってしまったように私には見えました。

日大にとって最大のライバル関西学院との試合。でも精神不安の状態でこの試合に出場していたら、、、普段では起こり得ないような惨劇もあり得ます。

今繰り広げられている議論はどれも「追い込まれてはいたろうけど、正常な状態」だったことが前提で話が進んでいます。だから日大側の回答も、内田監督の謝罪も原因がイマイチ見えてこず、的を得ていないと感じている人も多いと思います。

内田監督の「一連の件は全て私の責任です」という謝罪も、「もはや何に対して謝罪するべきなのか分からない」故に導き出された対応なのではないでしょうか。真相を知りたいのは内田監督も同じなのかもしれません。原因をはっきりさせて謝罪したい気持ちがあったのかもしれません。だから公の場に出るまで時間がかかってしまったのではないでしょうか?

基本、タックルは下半身を狙って行う

コーチがどのように教えるかは各チームで違いますが、基本的にはタックルは下半身を狙います。

アメフトのヘルメットを被った方はわかると思いますが、視界が結構悪いです。ラインの選手はヘルメットがごついのでさらに視界が悪く感じます。

タックル時、選手の目線・視界は「下半身」に向けられており、相手の体全体は見えているようで見えていないのです。

だからと言って相手の動きが分からないほど視界が悪いわけではありませんが、これも精神不安だとすればどうでしょう?

QBがボールを投げ終えているにも関わらず、本人には腰から下にタックルすることしか頭にないのであったのなら…1回目の反則のショックでパニック状態になってしまい、その後も立て続けに反則を犯してしまったのではないかと私は感じるのです。

こう考えるとあのラフプレーも納得できるんですよね。

「つぶせ」「壊せ」の指示疑惑についての考察

どれもこれも推理ごっこの域を出ないので誠に恐縮ですが。

「つぶせ」「壊せ」という怖いセリフはアメフトでは全国的に使われています。これらのセリフは選手を鼓舞するためのもので、言葉通りに受け取るものではありません。

アメフトの試合を見に行くだけでもこの言葉を聞くことが出来ます感じることができます。なにせ観客すらも応援にこのワードを使いますので。

例えば、一部の熱烈な観客は

刺せ!=QBサック、インターセプトしろ的な

殺せ!=敵の動きを封じろ的な

って言います、マジで。

最も問題視されているであろう「内田監督が悪質プレーの指示をした疑惑」において、「(相手を壊して)やるなら試合に出してやる」というやりとりが選手とあったのではないか?という指摘がされています。「壊せ」が上記のような使い方をしていたのなら事実としては言っちゃったのかもしれないのですが、だからと言ってそれを指示したわけではないということが言えると思います。この事は日大の回答にも触れられていましたがフットボール経験者なら共感できた人もいるのではないでしょうか。

内田監督「え・・レイトタックルまでして潰せって言ってないじゃん!!??」みたいな。。

なんども重ねますが、精神的に参っている状態の選手が「壊せ」の真意をスルーして、屈曲して伝わり鵜呑みにしちゃったとも考えられます。

まずは選手の心の診察とケアをしたほうがこの事件の真相が見えてくるかもしれません。

 

 

 

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